礼儀正しい常識人。平和主義で、極力争いは避けている。何かと巻き込まれがちな鈴葉に振り回されている。
野老屋の森で、鈴葉を住まわせてあげている。鈴葉の食欲のせいで金欠になっており、妖鉱石の貯金が趣味になってしまった。
料理の腕は人並み以上で、家事も大概はこなせる。ただし、戦闘だけは苦手。
能力
・音を操る能力
音を発生させる、消す、拡散させるなどができる。一人で行動するときは自身の音を消し、敵に感知されないように心がけている。
特定の人物にのみ自身の声を届けて会話することも可能。距離が離れると消費妖力が多くなる。
・森の守護
木霊としての能力。
森(野老屋の森のみ)の声を聞き、森のどこで何が起きているか知ることができる。
森の木に住むことができる。見た目は普通の木だが、空間魔法のように、内部を住宅サイズ拡張している。
簡単な治癒術も使用可能。
戦闘時
遠距離、サポートタイプ。
妖力が低く、戦闘は基本逃げる。音を鳴らして相手の気を引く、治癒術を使うなどして、味方のサポートをするのが得意。
どうしても戦わなければならない状況では、相手にしか聞こえない爆音を鳴らして、鼓膜を攻撃する。音を無効化、近接戦などに弱い。
過去
野老屋の森に自然発生した木霊。野老屋村にたまに顔を出す以外、他の者に見つからないようひっそりと暮らしていた。
ある日、家の外に出ると傷だらけの鈴葉が倒れており、見捨てるのも後味が悪いと思って治療する。肉体の傷は治ったが、心を閉ざしたままの鈴葉を元気づけようと、村や森を案内して過ごした。
徐々に明るくなった鈴葉に、これからどうするか尋ねるも、行き場がないと鈴葉は言う。初めて誰かと深く関わり、別れを惜しんだ風沙梨は、家に住まわせる代わりに、自身の用心棒をしてくれと頼む。鈴葉もそれに喜び、共に過ごすことになった。
鈴葉に戦闘を教えてもらおうとした際、鈴葉のことを師匠と呼び、現在もそれが定着している。なお、訓練はすぐに放棄してしまった。
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