仙獣雪乃

仙獣雪乃(せんじゅう ゆきの)
種族:雪狼
身長:156㎝
年齢:約600歳
能力:鎌を生成する
出身地:ユニス氷山
少しぶっきらぼうな狼の仙人。ユニス氷山で日々修行に励んでいる。暑さが大の苦手で、冬場以外は氷山を降りれない。
同じ山に住む白に懐かれており、鬱陶しそうにしている。
山を訪れた者には案内を申し出る。敵対や山で暴れなければ友好的。
能力
・鎌を生成する
妖力から鎌を生成することができる。形や大きさ、数も自在に変化させられる。鎌以外も刃物系の武器なら一応作れるが、精度は下がる。生成する武器は氷(水)属性のエネルギーを含んでいる。妖力を込めれば込めるほど鋭く硬くなる。
戦闘時
中距離物理タイプ。
主に大鎌を振り回して戦う。身体能力も高く、懐に入り込まれても対処する術を持っている。
遠距離相手には氷の術や鎌を投げ飛ばす。
弱点は炎属性。多少の炎であれば凍らせてくるため、気温を変えるレベルの炎が有効。

過去
 獣型の雪狼の群れを率いるリーダーだった。冬場の広緑地全域を駆け回って狩りをしていた。夏場は洞窟や穴を掘り、中を凍らせて眠っていた。眠っている間に力を失ってしまう仲間もいたため、年中寒い土地を探しに行くことにした。

 

 

続き  五百年前にユニス氷山に辿り着き、そこに群れで定住することにした。数日して、元々氷山に住んでいた白に遭遇し、ここは白の縄張りだから山を降りろと言われる。広い山を独り占めしている白が気に入らず、使われてなさそうな岩場に居座る。
 さらに数日後、また白が現れる。警告はしたと、襲いかかってくる。実力差は圧倒的で、仲間は次々と殺されていき、残りは雪乃だけになった。命からがら逃げ出し、洞窟に身を隠した。長居していればまた見つかるため、傷が治るまで場所を変えながら過ごす。
 仲間を殺された恨みを晴らすため、白に挑んでは負けるを繰り返していた。

 それから四百年程が経ったが、相変わらず白には勝てないままだった。白から雪乃への殺意は消え、適当にあしらわれるようになった。
 十日に一回くらいのペースで雪乃は仲間の墓に顔を出しているのだが、ある日そこで白が祈っている姿を見つけた。どうやら雪乃が挑んだ日にお参りに来ているらしい。直接声をかけることはしなかった。
 白の態度が柔らかくなっているのも、過去のことを反省してのことだろうと思った。雪乃自身、あんなに恨んでいた白への想いが、時の流れと共に宿敵からライバルへ変わっていることに気づき、少しショックを受けていた。

 その後、白の態度はさらに変わっていき、スキンシップや日常的に会いにくるようになった。軽く引くレベルで。
関連キャラクター
聖洞白…ライバル
・北風面冬…懐かれている

活躍

幻夢界1.紅の章

まだ書いてないよ