山橡ヒコ

山橡ヒコ(さんぞう ひこ)
種族:小鬼
身長:145㎝
年齢:約300歳
能力:地形を操る
出身地:野老屋の森(元:虹の森-鬼の里)
やんちゃで勝負好きな性格。相手と打ち解けたり、己を高めるために、暇そうな妖怪を見つけるとすぐに手合わせしたがる。
難しいことを考えるのも苦手で、とりあえずパワーで解決しようとする脳筋。
持っている杖『桜花千詠』は鬼の里で、大鬼から盗んだもの。
能力
・地形を操る
地面を隆起、陥没させることができる。地面の壁を作ったり、足場を高くして物を取るなど、戦闘や日常でも使いやすい。
平地の方が操りやすいが、妖力を強めれば木が生えている森や、舗装された場所でも操ることができる。
戦闘時
遠近対応物理タイプ
能力で相手の足場を崩し、接近して殴る。距離を取るスタイルの相手には、地面から岩を突き出して攻撃し、相手の攻撃は岩の壁で防ぐ。空中戦が得意な相手には、能力で足場を作って空まで登ってくる。そこそこオールラウンダー。
『桜花千詠』で妖力を補充しており、長期戦も可能。

過去
 鬼の里で生まれた。大鬼と小鬼で格差のある里のため、不遇な扱いをされるのに不満を持っていた。大鬼に反抗しては力でねじ伏せられ、悔しい思いをしていた。それから強くなろうと修行をするが、種族差を埋めるまでには至らなかった。

 

続き  二百年程前のある日、大鬼の御三家(華月、櫛田、菊花)の寄り合いが近々開かれることを耳にする。大鬼の中でも偉い鬼たちが、何を話しているのか気になり、当日、こっそり屋敷の床下に潜り込んだ。そこでは小鬼を奴隷化、売り捌くなど酷い内容(一部誤解)が話されていた。  こんな鬼に支配されている里にいられないと憤慨し、急いでその場を後にする。小鬼の家に、聞いた話を書いた紙を貼り付けていった。そして大鬼への嫌がらせとして、華月家の倉庫から秘宝『桜花千詠』を盗んで里から逃げた。唯一華月家が小鬼の肩を持っていたことをヒコは知らない。

 里から離れようと闇雲に進み、野老屋の森へ迷い込んだ。野老屋村で、ここが鬼の里から離れた場所だと確認して、しばらく野老屋の森に滞在することにした。  ある日、森から村を観察している妖獣、カリンを見つける。怪しんで声をかけると焦って逃げて行った。見かける度に話しかけ、十回ほどしてようやく会話ができた。人見知りで村に入れないらしい。カリンを案内してやり、その後も何度か話をするようになった。  カリンは野老屋の森に詳しく、外部から森に何者かが入ってきたことに気づけるらしい。もし鬼が来たら教えて欲しいと頼むと、すんなりと了承された。都合よく利用しようと一緒にいるうちに、関係は友情へと変化して行った。
関連キャラクター
隠舞カリン…親友
・華月桜蘭…杖盗んだ

活躍

幻夢界1.紅の章

まだ書いてないよ