隠舞カリン

隠舞カリン(いんまい かりん)
種族:妖獣
身長:152㎝
年齢:約600歳
能力:記憶を操る
出身地: 野老屋の森
人見知りで臆病な犬の妖獣。滅多に人前に姿を現さず、声をかけてもすぐに逃げてしまう。
野老屋の森で暮らしているが、詳細は不明。唯一ヒコには心を開いており、共に行動することも多い。
自身について詮索されるのが苦手。友好的な常識人であれば、慣れれば会話してくれる。
能力
・記憶を操る能力
相手の記憶を操ることができる。特に忘れさせるのが得意。苦手な相手から自身の記憶を消し、姿を見えなくさせて逃げている。一時的、永久的に消すかも操作可能。
相手の記憶を改変したり、覗くことも可能だが、抵抗されると失敗しやすい。
戦闘時
精神攻撃タイプ
相手の記憶を改変してトラウマや幻覚を見せる。自身の姿を消して相手を仕留めるなど、暗殺のようなこともする。
手を出さなければ襲ってくることはなく、戦闘になっても基本は逃げる。

過去
 本来の正体はケルベロス。暴虐、滅亡、忘却を司る人格を持っていた。三百年前頃、地獄を抜け出して地上に遊びにきたところ、かつて賑わっていた野老屋村で優しくされ、居着いていた。

 

続き  しばらくして、暴虐と滅亡が平和な暮らしに飽き始め、大暴れして村や森を破壊する。それに心を痛めた忘却が、暴虐と滅亡の存在を消し、隠舞カリンとなった。
 生き残った村人の記憶を消し、野老屋村は自然災害で潰れたことに。さらに村人や二つの人格から奪った力で、カリンは野老屋の森に忘却の呪いをかけ、森自体が他他者から認識されにくくなるようにした。現在の野老屋の森の人口が少ないのはこのため。

 それから二百年程経ち、野老屋の森に新たな木霊が誕生したと知る。かつて森を破壊した者としての罪悪感から、こっそり木霊の様子を観察している。力になりたいが話しかけられないという葛藤に悩んでいる。

 さらに数年後、一人の小鬼、ヒコが野老屋の森に迷い込んだ。警戒してこっそり記憶を覗き、鬼の里から逃げ出してきたのだと知る。すぐにどこかへ行くだろうと、あまり気に留めなかった。
 数日後、こっそり野老屋村を観察していたところをヒコに見つかり、逃げ出す。ヒコに村へ行きたいのだと勘違いされて、探されては声をかけられた。実際村のことは気になっていたため、ヒコを利用して野老屋村を彷徨くことに。
 その後も対人面でヒコを利用しようとしていたが、真っ直ぐなヒコに徐々に惹かれ、友情が芽生えた。

 

関連キャラクター
山橡ヒコ…親友
美来風沙梨…気になる

活躍

幻夢界1.紅の章

まだ書いてないよ